心地いい空気感

ピアノを習い始めて23年の頃は基礎のテクニックのことで頭がいっぱいで

ただひたすらに指を間違えずに動かすという棒弾き演奏だと思います。


それでも、どんな簡単な曲でもグルーブ(ノリ)を感じられる演奏をする子もいて、私はそういう子に表現力の可能性をとても感じます。


弾いている本人にとって、聴く側にとって心地いいテンポ感であるかも大事で。


先日説明をするために教室に、ある生徒さんとそのお母様にあがっていただいたことがありました。


下のお子さんを抱っこしていらっしゃったんですが、生徒さんが弾き始めると

お母さんも一緒にノリ出したんです。


それをみて付き添っていたお姉ちゃんもクルクル回りだして。笑


そういう周りがノッてあげている瞬間って

弾いている本人にとっても嬉しい反応だし、何だか素敵な空気に包まれていました。


そもそも音楽って音を楽しむことですよね。


お子さんの曲の練習に真面目に付き添ってあげることも大事ですが、少し離れたところで鼻歌まじりでノッてあげたりするだけでも、意外と相乗効果が生まれます。


ぜひ参考にしてみてくださいね♩