プロの演奏家の方の、幼い頃から毎日練習時間が8時間でした、なんていう言葉を聞いたりすると、その数字に驚かれる方は多いと思うんですが、
ずばり私もそのくらい練習する日々はありました。
(今となってはむしろ、弾いている本人よりも長時間鳴り響く音の環境下にいた家族、近隣の方々に頭が下がる感じですね(汗)
練習時間の多い少ないの必要性は、結局のところ自分が感じるかどうかだと思います。
楽器は、気分よりも習慣にしていないと離れていきがちなのでルーティンを決めておくというのはアリだと思うのですが、
私が幼いころから大事にしてきたのは
量でも時間でもなかった気がします。
性格的に、やり残しを嫌うタイプだったので
毎日数カ所目標を決めて,“ココが昨日よりも自分が納得のいく弾き方になったか”で終わり時を決めていました。
だから、ものすごくあっさり終わる時もあれば、ダラダラ弾き続ける日もあるという…
鍵盤をいかに触ったかというのは関係してきますよね。
今は敢えてそれほどの大曲に向かっていませんが、自分にとってどんな曲であってもお気に入りで納得のいく音、弾き方を追求しだしたら、
時間の許すかぎり延々と弾いていられます。
小さい頃から休まず鍛錬していくことで、指先から腕にかけての力もどんどんついてきて、何時間弾いても耐えられる疲れ知らずの両手になっていきますよ♩