今、みおピアノ教室には有難いことに、小さい生徒さんがたくさん入会してくださり、いっぱいです。
その一方で、
中学生の生徒さんが辞めていったりもします。
小学校まで時間にも精神面にも余裕のあった子供たちが中学に入り
勉強に部活動にと突如忙しくなり、
『ピアノ=余暇の趣味』は二の次になる。
ご家庭での経済的な優先順位もあるのでしょう。
やめる!と一方的に決め込んでいる保護者や生徒さんに対して
どうか辞めないで続けてください!と止めにかかることを私はしたくないタイプです。
何らかの理由で迷っているようでしたら
アドバイスさせていただきますが、
『もうやめたい!』という子に対しては
それまでだったのだな…
と思うことにしています。
ピアノって他の習い事とちがい
趣味の域だとしても、最低10年~15年習わないと「ピアノが弾けるようになった」とは言えないんです。
スタートラインに立てるまでがものすごく長い習い事なんですよね。
そして弾くのをやめたら今までの努力は水の泡となり弾けなくなってしまうもの。
長くピアノを続けている生徒さんは、やはり意識が違います。
ピアノもバレエも長く続けている子は、「習い事をやめるなんて考えられないです」と言っていました。
そういった生徒さんたちのお母様たちも、やはりレッスンを休むなんてありえないという意識をお持ちです。
習いたいと自分で決めたなら、ある程度のレベルまで行くまで必死に頑張る、投げ出さずに続ける、
この覚悟を持っているような気がします。
「継続は力なり」。
継続することの意味は大きいです。
辛いことも乗り越えて続けていると、さまざまな発見や成長があり、結果的には楽しい音楽人生が待っています。
音楽と一緒に、人生を歩みませんか?