私が動画のピアノを弾く練習法を教えますね。
まずは拍子記号、調号をチェックします。
(何分の何拍子、何調)
これ怠っている生徒さんけっこういますが、とても大事。
(途中の転調などは一先ずおいておく)
譜読み開始です。
小節ごとにざっと読んでいきます。
(スラーがある部分は作者が一気に歌ってほしいフレーズだと分かるので、なるべく止まらないで弾けるよう練習します。両手一気にみます)
1ページ目というか、
今日中に1番のAメロまでは絶対弾けるようにしよう。など具体的な目標を立てて臨んでいきます(目標が変わることもしばしば)
目標達成のためなら、時間があるかぎり指を動かし続けます。(昔から鍛錬しているので疲れ知らず)
全体がおおよそ譜面通り弾けるようになったと思ったら
今度はテンポです。(曲の始まりが肝心)
そしていま一度リズムの確認もします。
別の日に、ピアノはさておき、
YouTubeなどでゆっくり原曲を聴きます。
(これはおもにテンポの確認です)
歌詞をみて、歌の世界観を知ります。
(これめちゃくちゃ大事!)
時々同じアレンジの曲を弾いている人の演奏動画もみたりしますが、
必ず最初(譜読みする前)と最後(譜読み後)のみにしています。
どんなにリズムが難しくても、自分で考え答えを導きだす。カンペを覗くような気持ちで他人の演奏を参考にするのはあまり好きではないので…
間違っていた部分に気づいたら、すぐに楽譜に印を書き、癖がつかないうちに弾き直します。
すごいことを短期間にやってのけているように感じる時もありますが、思えば結構地道な作業だったりします。昔から絵を描いたりハサミを使ったり文章を書くにしても、集中して手先を使うことが好きなので。
もちろん譜読みはスタート地点に過ぎず、
本題はそこからの弾きこみです。