ピアノを習いたての頃って誰しも
鍵盤をさわるのが刺激的で楽しくて、ピアノに向かうことが自発的だったに違いありません。
そんな気持ちをどうしたら持続できるのか…
なんて考えたことありますか?
私が思うに、ピアノを弾く理由を最初から
ただ楽しいから
だけにしてはいけない気がします。
毎日ご飯を食べるように
お風呂に入るように
学校の宿題をするように
当たり前の習慣にしている。予め時間を決めてルーティンを守っている子は割合上達が早いように思います。
「気分」や「時間が空いたらする」という条件下のもと弾いていると、自然とサボりぐせがでてきます。
毎日「やるべき事」として必然的にこなすのがベスト。
以前毎週よく弾けていて曲の進みが早い姉妹の生徒さんがいたのですが、
お別れの際にお母様からこんなメールをいただきました。(以下抜粋)
〝毎日、時間が短くてもピアノに触ろうと子供達と話し、気がつけば二年間でピアノに触らなかった日は旅行や体調不良の日以外なかったと思います。先生の熱意は子供達に確実に伝わったんだなぁ、と私も間接的に先生のレッスンを受けていた気がします。〝と。
そんなの絶対無理!!
なんて声がちらほら聞こえてきそうですが(笑)
やろうと思えばできるんですね。
ちなみにこの生徒さんたちは他の習い事もしていましたよ。
そして、この文章にもあるようにお子さんだけでなく保護者の方の協力や熱意も必要不可欠となります。
壁が立ちはだかった時こそ次頑張ろう‼︎と気合いを入れて
自然と練習しなきゃ!と思ってもらえるよう、これからも生徒さんたちのやる気、根気をしっかり育てていきたい私です。