私の教室では未就学児(4歳から6歳小学校上がるまで)のお母様たちにあるお願いをしています。
それは、1週間のうち出来るだけ声かけをして、ピアノの練習の時間だよーと向かわせる習慣を徐々につけさせてほしいということです。
一口に練習といっても、一人だとまだ要領を得ずむずかしい年頃です。
園児は気分もコロコロ変わりやすく、体力や集中力もそこまで持続しないので、日によって鍵盤の前に座るのが億劫になるときもあるでしょう。
付き添うお母さんたち然り。色々な仕事に追われお疲れだったりしますよね…
わかるんです。
でも、始めさせた以上
手伝うしかないんですよ。
これはもう、むしろお父様お母様たちの力量が問われているといってもいいくらい。
1週間毎にレッスンは待ち構えているのだということ、
それをお子さんにしっかり意識させられているかどうか。
小さな子はまだ曜日感覚も薄いので、
練習リズムができる小学生までは、多少なりとも保護者が付き添う必要があります。
もちろん放っておいても、積極的にピアノに向かうことが好きな子もいるでしょう。
それであっても、見守りは必要です。
せっかく時間を割いて週に一度習わせにきてくださっているなら、
今一度生活の中での『ピアノ時間』について考えてみてください。