習うということ

ピアノのレッスンは休みが空くと、いわゆる練習を「サボりがち」になる生徒さんが増えます。

休みが空こうが空くまいがもちろんコンスタントに練習をして持ってくる子はいるのですが
前者と後者で決定的に何が違うかというとズバリ〝自意識の差〟です。

人間だから、今日は疲れて気分じゃないとか、新しい曲むずかしそうだから音符読むのめんどくさいな…また明日にしようとか
色々事情、理屈はあるでしょう。

でもそうしてるうちにどんどん日が経ってしまってレッスンの日が目前となり
初めて慌てる。でも、ピアノってそんな状態でちゃちゃっとまとめて練習してみてもダメなんですよね。指はすぐに言うこときいてくれません。

結局はコツコツの積み重ねをしている者勝ちです。
注意された部分を毎日少しでもトレーニングする努力をしている子は、教室に来る数十分前にまとめて必死に練習する子より確実に伸びます。

そして、まったく練習していないのに来ても大丈夫。何とかなると思っている子。
論外です。
私はその気持ち=自意識が恥ずかしいことなんだと気づけるよう真剣に叱ります。

生徒さんには、自分自身で想像できるようになってもらいたいのです。
ピアノを習いにきている意味について。なぜここに来ているのか?親に習わせてもらっているのか?
誰のための習い事ですか?と。

この日記を読み、お子さんの練習不足にお悩みの保護者の方がいたら是非お子さんに読んできかせてあげてください。