マンツーマンにこだわる理由 ②

教室での指導方針に関して、前回の日記で述べましたが今回はマンツーマンにこだわるもう1つのメリットもここに記したいと思います。
小さいお子さんはさまざな習い事において先生、コーチとの信頼関係を築いていると思いますが、方針は様々かと思います。
私の教室では、親御さんと離れてお預かりする以上1人1人の生徒さんに自覚をもってもらいたいという意味で年齢問わず、最低限のマナーも一緒に教えています(その点においては少しうるさいかもしれません?)
例えば、最初と最後のご挨拶。
目上の相手に何かしてもらうときの頼み方。
「やって」とお願いされれば、もちろんしてあげるのですが、必ず言い方を正させます。
この時に保護者の方が側にいると、つい代弁して怒ってしまったり代わりに謝ったりしますよね。(私が親でもそうしますから)
でも、このワンクッションが実は効果を薄れさせていると思うのです。子供は分からずにただ自然と口をついてしまうもの。だとしたら、その場で直に正しく教え理解してもらうほうが早く覚えます。一回で覚えなくてもいいんです。何度か何週間か繰り返す事でこういうものだと徐々に分かってきます。
実際、私のレッスン数ヶ月で態度が素晴らしく成長している生徒さんは何人も見受けられます。

ピアノを上手に弾くことも大事ですが
人として大事な事。これからも教えていきたいです。