悔しい気持ち

日頃のレッスンノートに、保護者の方々が下さるコメントで何よりも嬉しいのは、最近積極的にピアノに向かう姿勢が出てきました、自信がついてきたようで…といったコメントです。
それは、生徒さん自身がピアノを弾くことと同時に頑張ることを楽しくなってきた証拠でもあります。そして、いま弾ける曲を一つクリアするとまた次の壁が出てくる、それが楽器。
なので、終わりは見えないんです。(気持ちの浮き沈みも、そもそも終わりはないですよね)
だからこそ、出来ずに悔しいと思う気持ちがその都度湧き、嫌だな、諦めたいな、でもこの前はできたしな、という自分自身と葛藤するのです。
その悔しさこそが、上達する鍵であり原動力であるとわたしは思います。
出来た時の喜びを知っているから。
どんなプロの演奏家も常に努力しています。講師である私も日々新しい曲にチャレンジしていくつもりです。