ピアノの練習

教室でお配りしているレッスンノートに、ピアノを練習した曜日に○をつける欄があります。
本来でしたら、毎日10分でも15分でも触ってもらいたいのですが昨今他の習い事との兼ね合いで、殆どの生徒さんが1週間のうち練習出来る日と出来ない日があるようです。
大きくなり習い事の選択肢をピアノだけに絞った生徒さんはある程度の練習時間が確保されますが、今度は学業や塾、部活動といったものが一日の中で占めてきます。

それでも、一つだけ言えることがあります。
好きで夢中になれることなら両立出来ると。そしてそれを地道に続けたいと思う気持ちがうまれてくると。

私も小学生の頃学年があがり曲が難しくなるにつれ、練習がとても嫌になった時期があります。
人並みに塾も通っていましたし、部活動もしました。

なんと、反抗期と相まってわざと乱暴な弾き方をしたり、鍵盤に八つ当たりしたことさえあります(!)

でも、親は決して辞めさせませんでした。

ピアノは私に試練と歓びを与えてくれた楽器であり、
手が小さいことでいくつもの苦悩を経験しています。(今現在もです!)だからこそ、他では味わえないメンタルを鍛えられたような気がします。
ピアノという魅力的な楽器と、1日でも楽しく長く付き合える術を皆さんにお伝えしていきたいです。